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PDF3D ReportGenは、CT,MRI等のスライス画像や、骨,臓器等の3次元形状データを3D PDFに変換できるデータ共有ツールです。相手方はAcrobat Reader(無償版)さえあれば、専用ソフトウェアがなくてもPDF上で簡単に表示することができます。

スライス画像は、アニメーション表示だけでなく、1枚ずつコマ送りしたり、マウス操作で、拡大・縮小、移動が可能です。

3次元形状データは、マウス操作で自由に回転、拡大・縮小、移動が可能です。

MS Office(Word, PowerPoint, Excel)で作成したPDFのドキュメントにスライス画像や3次元のデータを挿入することもできるので、説明文付きでリアルなデータを見ることも可能です。

スライス画像の表示

複数枚のCT,MRI等のスライス画像を、PDF上に自動でアニメーション表示ができるだけでなく、1枚ずつ拡大・縮小しながら表示することも可能です。

  • 下部のメニューで、アニメーションの再生/停止、再生速度の調整、前後にコマ送り、指定した番号の画像の表示等が行えます

  • マウスのホイールの回転で画像の拡大・縮小、マウスの左ボタンによるドラッグ操作で画像の移動ができます

Sample Download

※ スライス画像とは異なる、DICOM Viewerからの3次元形状のデータが表示可能となるサンプルは以下をご覧ください。

3次元形状データの表示

DICOM Viewerから、汎用的な3次元形状フォーマットで保存されたファイルを、PDF上でマウス操作にて回転、拡大・縮小、移動ができます。

  • マウスの左ボタンによるドラッグで任意の方向に回転し、マウスの右+左ボタンによるドラッグで移動します

  • マウスのホイールの回転、または、マウス右ボタンによる上下方向のドラッグで、拡大・縮小します​

  • パーツに分かれている場合は、個々のパーツを選択して、表示/非表示を切り替えることができます
    (選択したパーツのみを表示することも可能です)

  • 内部を見るために、任意方向の断面でカットすることもできます

Sample Download

サンプルのPDFを表示するにあたって

3D PDF(※)を表示するためには、Adobe Acrobat Reader(無償版)が必要です。 EdgeやChrome等のブラウザでは、3Dの表示ができません。 ダウンロードしてからAcrobat Readerで表示してください(通常は、ユーザーの[ダウンロード]フォルダにダウンロードされます)。
また、スマートフォンなど、iOSやAndroid上のAcrobat Readerでも表示できません。
WindowsやmacOSのPCで表示してください。

Acrobat Readerの設定によっては、データを読み込んだ際に「3Dコンテンツは無効になっています。この文章を信頼できる場合は、この機能を有効にしてください。」というメッセージがPDFの上部に表示されます。その場合、[オプション] のメニューで「文書を信頼する」という許可の操作をし、その後、ビューの領域をマウスで1回クリックする必要があります。

(※スライス画像を埋め込んだPDFも、内部では3Dデータとして処理をしているため、3D PDFになります)

ユースケース

専用ソフト(DICOM Viewer等)のインストールが不要で、かつ、
説明文や図を入れたドキュメントにできるので、以下の用途に使えます。

学生への教材として/リモート学習の教材にも最適

単なる画像が挿入されたテキストではなく、テキストに実際のスライス画像や3次元データが埋め込まれ、操作しながら見ることができるので、理解が深まります。

研究資料として

研究成果に対して、データとドキュメントをセットにして管理できます。また、共同研究者への説明や、研究発表の際の資料としても非常に効果的です。

患者へのデータ提供として

CTやMRI等のスライス画像(DICOM)を、DICOMの表示ソフトともにCD-ROM等に収録して患者に提供されるケースが増えていますが、患者にとっては、そのソフトをインストールすることと、そのソフトの使い方を理解することが負担になります。PDFにすれば、それらが解決するとともに、適宜、説明文を入れることもできるため、理解しやすくなります。

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